DEATH LIFE
 「一日……か」

 「よく考えてね……でも誤解しないで欲しいの、多分貴方は人を殺して自分が生きるって考えてると思う。もちろん事実上それも間違いではないわ」

 そこで彼女は一つ息をつき続ける。

 「でもね、それは一つの側面でしかないの」

 「一つの側面?」

 「そう、物事には様々な側面があるの、例えば――戦争で敵を千人討った英雄も、時代を間違えば殺人鬼に成り下がる」

 なるほど、そうかもしれない……
< 40 / 167 >

この作品をシェア

pagetop