運命の片割れ(仮)
『ねぇ 千雪?千雪に触りたいなぁ……』



いきなり言われた言葉に驚いて、秋穂を見ると真っ赤な顔をして私を見ていた




「えっ?〃〃〃………うん」



自然に返事をしていた。恥ずかしいとかはもちろんあるけど、求めてもらえたことが嬉しかった




―――――――
――――――



初めてこんなに愛しいと思った。お互い初めてではなかったけど、こんなに満たされた気持ちなんて今まで知らなかった


『千雪、俺こんな気持ち初めてかも。すごく大事だよ 』




同じ気持ちでいてくれたことが嬉しくて泣いてしまいそうだった




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