『鏡の中のマリア』
私はその日から
少しなげやりに
なっていた気がする。

 学校で暁生はいつも、
あーだこーだ仮説を
立て話をしてくれても・・・

『それはありえないよ。』とか

『そうかな?私は違うと思う。』

すべてを否定していた。



 帰りはいつもの様に
智哉に送ってもらい・・・

時に感じないSEXをした。


母親を苦しめることを
私は本能的に拒否していた。
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