迷子のコイ
「・・・カケル!!」
その時、廊下を走りながら
ひとりの女の人がこっちに向かってやってきた。
「だれ?」
ナギの疑問に
「・・・カケルの、親」
俊哉が答えた。
カケルの母親だというその人は
さすがにとても、
綺麗な顔立ちをしていた。
顔立ちだけじゃない。
洋服も靴も、
すべてが一流のものばかりだという事が
すぐわかる。
「・・・お母さん、落ち着いてください!!」
カケルのお母さんが走ってきたあとを
看護士さんが追いかけてきた。
蒼い顔をして
今にも倒れそうなその人は
「いま、手術中ですから!
こちらでお待ちください!」
そう看護士さんになだめられていた。
「おばさん・・・」
カケルのお母さんに、俊哉が話しかけた。
「・・・俊哉くん?」
すると俊哉の顔をみたその人は
知っている顔を見て
怒涛ように話しかけてきた。
「・・・一体、どうなってるの?
どうしてあの子がこんな目にあわなきゃいけないの?
サッカーの大会も近いっていうのに!
ねぇ、俊哉くん、なんとか言いなさいっっ!!」
俊哉を両手でつかみながら
カケルのお母さんは狂ったように
同じことを何度も言った。
『どうしてうちの子が・・・』
『なんでカケルが・・・』
何度も、何度も・・・・・。
その時、廊下を走りながら
ひとりの女の人がこっちに向かってやってきた。
「だれ?」
ナギの疑問に
「・・・カケルの、親」
俊哉が答えた。
カケルの母親だというその人は
さすがにとても、
綺麗な顔立ちをしていた。
顔立ちだけじゃない。
洋服も靴も、
すべてが一流のものばかりだという事が
すぐわかる。
「・・・お母さん、落ち着いてください!!」
カケルのお母さんが走ってきたあとを
看護士さんが追いかけてきた。
蒼い顔をして
今にも倒れそうなその人は
「いま、手術中ですから!
こちらでお待ちください!」
そう看護士さんになだめられていた。
「おばさん・・・」
カケルのお母さんに、俊哉が話しかけた。
「・・・俊哉くん?」
すると俊哉の顔をみたその人は
知っている顔を見て
怒涛ように話しかけてきた。
「・・・一体、どうなってるの?
どうしてあの子がこんな目にあわなきゃいけないの?
サッカーの大会も近いっていうのに!
ねぇ、俊哉くん、なんとか言いなさいっっ!!」
俊哉を両手でつかみながら
カケルのお母さんは狂ったように
同じことを何度も言った。
『どうしてうちの子が・・・』
『なんでカケルが・・・』
何度も、何度も・・・・・。