主夫の友
「とりあえずお腹空いたし、ご飯食べて片付けするかぁ~!」

俺はジャージに着替えて炒飯を作って食べて、片付けに取り掛かる!!
4時間後~!「ふぅ~片付けだけのつもりが掃除に洗濯までしてしまった 」
掃除に至ってはフローリングにWAXまでしている!

床は凄くピカピカになっている、「香織さん、また靴下丸めて裏返しに入れてあった」…発言が主婦みたいなんだけど、俺にしたら普通なんだよね。
俺の親は母子家庭の三人兄弟の長男で小さい頃から家事、弟の世話に色々してたから、気付いた時には家事が得意になっていた。

ふと時計を見る「もう5時かぁ~晩御飯の準備するかぁ~」

冷蔵庫に近づき中を確認する、「今日はオムライスとシーザーサラダにするかぁ!香織さんオムライス好きだし」

「オムライスだから早く出来るなぁ!準備だけしとこ」

6時半過ぎ~「そろそろ作るかぁ~」

チキンライスを作り卵で綺麗に包みケチャップでハートのマークを書く… …自分でやってて恥ずかしくなる!!

ハートにしないと香織さんが怒るんですよ!「愛が足りないって」!バカ夫婦でゴメンなさい。

料理が出来て5分くらいして、玄関からピンポ~ンと続けて三回なる!! この鳴らし方は香織さんだ!玄関に向かい鍵を開ける。

ガチャ♪♪

「たっだいま~いいにおいお腹空いた~お帰りのチュ~は??」香織さんの怒涛の攻撃~!

すかさず俺は

「お帰り!く着替えて手洗いうがいしてご飯食べよ!はい♪お帰りのチュ~」

と軽くキスをする、香織さんは歩きながら服を脱ぎ散らかすという特技を披露しながら部屋に向かう!

俺はそれを回収しながら香織さんに「歩きながら服脱ぐの禁止~」と言うと「いいじゃん別に、純也君が拾ってくれるし」

確かにそうだが…普通は逆だよね…

ジャージに着替えた香織さん、手洗いうがいをしてリビングに向かう。

「今日はオムライスじゃん♪♪てか部屋が綺麗になってた掃除したの?片付けありがとう~♪グッジョブ」と親指を立てて香織さんが笑った。

その笑顔を見て幸せになった俺はどうなんだろう??








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