何度でもなんどでも
理科実習室は校舎の外れにあって、ここからは窓をうつ雨の音しかしない。


佑…まだかな?



私は窓からかすかに見えるあの桜の木を眺めていた。


ガラッ



扉の開く音!



「佑!どうし…た、の」


そこには佑はいなくて、

男の人が二人とさっきの女の人が立っていた。
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