青い光と影の路~2青い瞳から見える未来への階段
「達哉!やめろ」


「うるさい!」


達哉は我を忘れて殴っていた


修吾は殴る達哉の後ろから羽交い締めにして止める


「おい!青龍。サキを連れていくのが先だ。」


その一言で冷静になった


「…」


「ここは俺に任せてくれ…」


達哉はサキの元に行き縛られた紐を解く

そして自分のジャケットをかけて


震えるサキを抱きしめた
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