流れ星のように
「ぜひ、君を我が校に推薦したい!」


これがあたしとあなたとの出会いの

きっかけでした。


あなたはあたしとこれが運命だという

事をわかっていたの?



――――――推薦の二人――――――

蒸し暑い、この夏。初めての恋でした。


「江西、お前に推薦がきてるぞ。」


担任があたしのもとへ来てそう言った。

確かにいったんだ。

推薦を出したのは秀英高校(シュウエイコウコウ)

ずっと前からこの高校に行きたかった。


「・・・本当ですか!!あの秀英から!?」


嬉しくて、つい大声になってしまった。


「あぁ、お前秀英行きたかっただろ?

お前、推薦まできてよかったな~!!」


ついに、あたしデビューしちゃいました(笑


そう、江西 波美(エニシ ナミ)ついに念願の

秀英高校に推薦されたんです。
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