続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
急に准は私の腕を引っ張って、秋お兄ちゃんに出掛けると伝えると、そのまま外に出てしまった。
勿論、腕を引っ張られていた私も。
茫然とされるがまま着いて行った。
すると、
「柚葉」
「な、何?」
歩きながら准が話しかけてきた。
普段はあんまり自分から話しかけてこない癖に。
どうせ、他の人には付き合ってること言うなとかでしょ。
そう思っていたら、
「お前さー、空気読めよ」
「はっ!?」
空気?
私これでも、友達に空気読める子だって言われてるんだけど!!!