大人の恋がしてみたい


しばらく

見つめ合う2人…。


時計の針も聞こえない世界に


たった2人でいるみたい…。




その時



『プルルル♪プルルル♪』と電話の鳴る音が響いた。



2人は、一気に現実世界に戻った!



「あ、わりぃー」


そう言って、店長はあたしの体を優しく支えながら立ち上がり

あたしを壁にもたらせたあと歩きはじめ


レジ横の電話に出た。


「はい、rainbow桜ヶ丘店です。」


「………はい。」


「はい。………はい。……」




静かな店内に


店長の声が響き渡り


あたしの心臓は




苦しいくらいに店長への想いで


いっぱいになっていた。




< 127 / 547 >

この作品をシェア

pagetop