大人の恋がしてみたい
しばらく
見つめ合う2人…。
時計の針も聞こえない世界に
たった2人でいるみたい…。
その時
『プルルル♪プルルル♪』と電話の鳴る音が響いた。
2人は、一気に現実世界に戻った!
「あ、わりぃー」
そう言って、店長はあたしの体を優しく支えながら立ち上がり
あたしを壁にもたらせたあと歩きはじめ
レジ横の電話に出た。
「はい、rainbow桜ヶ丘店です。」
「………はい。」
「はい。………はい。……」
静かな店内に
店長の声が響き渡り
あたしの心臓は
苦しいくらいに店長への想いで
いっぱいになっていた。