大人の恋がしてみたい
どれだけ走ったんだろう…

心臓、凄くドキドキしてるーーー




「健吾、あたしーーー」


「あっ?あぁ~気にするな。ちょっと、柄の悪い、にぃちゃんに、絡まれただけだよ。」



「そうなの?あたし、ボーとしててーーー

あたし、啓太のところに行ってて……それで、あたし、また、啓太に振られちゃって……あたしーーあた…」










気づいたら、あたしの口は、健吾の口で塞がれていた…。





「もう、店長の事は、忘れろ。俺は、お前を、こんな目に合わせたりはしない。

俺だけを見ろーーーなぁ、遥ーーー


俺だけを、見てくれよ…」





そう言って、何度も、何度も唇を重ねる。


あたしは、ただ、されるまま

ただ、流れ落ちる涙を止めることなく



立ち尽くしていた…。




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