大人の恋がしてみたい
カツ!カツ!カツ…

ビルの中は、さすがに入社式だけあって

凄い人混みだな。。。



エレベーターも、えらく混んでるな…


ーーー!?………あの、後ろ姿………

エレベーターの中にいる、あの人の後ろ姿は

もしかして………

すぐにエレベーターの扉が閉じた。


「どうしたんですか?次のエレベーターで行きますか。」


「あっ!?あぁー、そうだなぁ」



落ち着け。俺。


落ち着くんだ…。




俺は、焦る気持ちを静めながら、すぐに来たエレベーターに乗り、入社式がある会場へ向かった。

会場前は、人混みが溢れ、ザワザワと忙しなくしている。



その時、俺は…一人の女を見つけたんだ………







「ーーー遥」




「啓太?」






俺は、思わず抱きしめたくなった。


だけど、やめた。


お前は、もう、俺の女じゃないんだからな…。




俺は、お前に、ずっと、会いたかった…んだーーー。


あんな、別れ方をしたのに


今更、お前と付き合えるなんて

そんな身勝手な事、考えてちゃいねーよ。


ただ、一目だけでも


お前の、成長した姿を見たかったんだ……

だって、俺が、お前をーーー。





< 468 / 547 >

この作品をシェア

pagetop