【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
初めての手術で不安で怖かった。

でも、何より手術に大きな希望を抱いていた。


「お疲れさまでした。手術終わりましたよ」


「…ありがとうございました」


手術後、看護士さんから手鏡をわたされ私は、ゆっくりと鏡をのぞきこむようにして顔を見た。


そこには、腫れぼったい一重の目ではなく、くっきりとした二重になった私が、映っていた。


あまりの驚きと嬉しさで、言葉をはっすることができなかった。


鏡に映る自分の顔が信じられずにいた。

「目…目が、二重になってる!
嘘みたい信じられない」

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