【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
「由紀、どうしちゃったんだろうう…」

次の日、学校に行くと由紀は私のクラスにいた。


「由紀、昨日はごめんね。私が何かしたら話して」


「はぁ?勘違いだよただ、かわいそうだから一緒にいただけだよ。
それなのに友達、
友達って迷惑なんだよね!!
それに、いつ私が友達なんて言った?」


「えっ…由紀どうしたの?
何か変だよ、話してよ私達友達でしょ」


「変わってなんかないよ!もういいから近寄らないでよ!」

「・・・・・」


今にも泣きそうで、胸が苦しかった。


何も言うことができず、黙って自分の席に座った。

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