妹なんていらない
「さらにここ、笑ってる顔が好きってところはいいが、困ってる顔や、泣いてる顔って何だ!!?


お前とこいつの間に何があったんだ!!?


つぅか、こんなこと書いたらお前は自分で、あなたをいじるのが好きです、って言ってるみたいなもんだぞ!!!」



「結城君をこいつって言うな!!!」



「お前のツッコミどころはおかしいんだよ!!!」




お互いに激しく言い合ったため、肩で息をする。




あぁ、なんでこんなに熱くなっちまってんだろ。



兄嫌いの妹なんて無視してりゃいいのに…




「とにかく、書き直せ」




美波が目に見えて不満げな顔になる。



人が親切に言ってやってんのになんて野郎だ。




「書き直せって言ったって…私、この手紙も一生懸命考えて……」




俺は確信した。



こいつに物書きの才能はない。
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