妹なんていらない
「(あいつ、俺の中学んときのサッカー部の後輩)」
聞かれたからどうってわけじゃないが、俺と美波は少し離れた場所で内緒話をしているかのように会話を始めた。
「(結城くんをあいつ呼ばわりしないでよ!)」
「(こんなときでもそれを言うかお前は…)」
「(ってか何!?
知ってるなら先に言ってよ!!)」
その点については弁解させてほしい。
俺は一応ばつの悪そうな表情を浮かべると、説明してやった。
「(あいつの苗字、結城だろ?、そのせいであいつの名前がユウキだと思ってたんだよ)」
「(はぁ、何それ!?
ばっかじゃないの!?)」
「(うるせえ!
仕方ないだろうが!)」
俺と美波は睨み合った。
そして、待ちきれなくなったのか、それとも不審に思ったのか、結城が声をかけてきた。
聞かれたからどうってわけじゃないが、俺と美波は少し離れた場所で内緒話をしているかのように会話を始めた。
「(結城くんをあいつ呼ばわりしないでよ!)」
「(こんなときでもそれを言うかお前は…)」
「(ってか何!?
知ってるなら先に言ってよ!!)」
その点については弁解させてほしい。
俺は一応ばつの悪そうな表情を浮かべると、説明してやった。
「(あいつの苗字、結城だろ?、そのせいであいつの名前がユウキだと思ってたんだよ)」
「(はぁ、何それ!?
ばっかじゃないの!?)」
「(うるせえ!
仕方ないだろうが!)」
俺と美波は睨み合った。
そして、待ちきれなくなったのか、それとも不審に思ったのか、結城が声をかけてきた。