もう一度 笑って
エレベータに乗って地下駐車場まえ降りて行った

「驚いた?」

海がやっと口を開いた

「あ…当たり前でしょ!」

「駐車場に朝倉の車があるから、それに乗ったら説明するよ」

「び…貧乏男が車?」

海がくすくすと笑った

「俺も驚いたんだ
でも今の朝倉は貧乏男ではないよ」

駐車場を歩くと、すぐに黒の車が目についた

図体の大きい男が四人ほど、朝倉を守るように立っていた

は?
なんで?

朝倉は黒のスーツを着て、髪をオールバックにして固めていた

「愛の逃避行は成功した?」

「う~ん、逃避行としては失敗かな?
でも見合い会場からは連れてこれたよ」

海が朝倉に答えた

「失敗かよ!」

朝倉はがくっと肩の落とした
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