年上彼氏は看護師さん
第6章

真人の不安

まさか朝里が倒れるなんて思ってもみなかった。



そして偶然にも研吾のいる病院へ入院する事になるとは。


朝里の父親が研吾が朝里に近付かない条件を出し、



入院が決まった。



たとえ病院側がその条件を呑んでも、



研吾がこの病院にいる事は間違いなく、



もしかして偶然に顔を会わすかもしれない。



担当を外れていても、会う事は充分可能だ。



俺と過ごして来た三年間がいとも簡単に崩れ墜ちそうで怖い。



朝里の中にある消える事のない研吾への思い。



朝里俺が気付かないとでも思ってる。



俺は不安なんだよ。



朝里が俺の前から消えそうで怖い。



たけど、朝里が俺といる事よりも研吾といる事を望んでいるとしたら。



俺は朝里に酷い事をしている事になる。



朝里俺はおまえを信じたい。







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