年上彼氏は看護師さん
朝里のいない学校へ行っても楽しくない。



朝里のいない机を眺めため息をつく。



「真人ため息付きすぎ。朝里暫く入院でしょ?


その間ずっとそうしてるつもり?


部活休まないで行きなよ。

朝里の事ばかり考えてないで、


少しは自分の事考えなよ。」



分かってるよ。



たけど、朝里のそば離れたくないんだ。



こうしてる間に、研吾が朝里に会ってるんじゃないかって不安になる。



『部活は暫く休む。朝里がいない部活に行ってもつまらないから。


俺は毎日朝里の見舞いに行くよ。


朝里の顔見ないと落ち着かない。』



沙織が呆れた顔をした。



「真人朝里に依存し過ぎ。それじゃ朝里のパパと同じだよ。」



真人が沙織を睨む。



『沙織に俺の気持ちなんて分かるかよ!』



俺は鞄を抱え教室を飛びだした。






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