年上彼氏は看護師さん
『もう体はいいの? 』



「多分。」



『多分って何? 』



「私にも分からない体はいいけど、心が病気みたいな(笑)。」



『宮本って面白いな。』



武田君は同じ弓道部で顔見知りだったから、話し安くて安心した。



私は放課後急いで病院へ向かった。



受付でカウンセリングの場所を聞く。



自分でも不思議、早く研吾君に会いたいと思った。



カウンセリング室の前まで行きドアをノックする。



部屋の中から声がした。



『朝里入っておいで!』



それだけで嬉しくなる。


おじゃまします。そう言い入って行くと、笑われた。


『そこの椅子に座って。今日の朝里の顔明るいね。



何か良いことあったかな?』



私は慌て話した。



『朝里いいから、ゆっくり話してごらん。



楽しい事があったみたいだね。』




あれ、分かっちゃった?









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