年上彼氏は看護師さん

カウンセリング室

私は今日あった事を話した。



担任の青樹先生が私の心配をしてくれた事。



クラス委員が私一人で大変だから、



同じ弓道部の武田君に頼んでくれたくれた事など。



そしてその武田君とは仲良くなりアドレスまで交換しあった事を話した。



『今日１日で色々あったね。体は疲れなかった。』



｢全然大丈夫だったよ。研吾君の次に武田君のアドレス登録した。



友達が出来るっていいね。


後女の子の友達作りたいな。｣



『朝里焦っては駄目だからね。



友達も頑張って作るものじゃないよ。



自然に出来るものなんだよ。』




｢ふーん。そうなんだ。でも自然にってかなり難しいな。｣



『だから、友達作ろうとか頭で考えるんじゃなくて、


今日武田君と知り合ったみたいに、



突然出会うものなんだよ。


恋も同じだよね。』



そうなんだ。



何も知らない私は頷くしかなかった。








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表紙・目次

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