年上彼氏は看護師さん
客間に布団をひき美沙を寝かせた。



足がズキズキする。



兎に角美沙を落ち着かせなくてはいけない。



足の傷は思ったより大したこと事はなかった。



美沙を一度精神科に連れて行こう。



このままだととんでもない事が起きそうだ。



暫く美沙のそばにいると、美沙の寝息が聞こえてくる。



美沙が寝たのを確認して、俺は足の指の手当てをしてから、



朝里のいる寝室へ向かった。



朝里は起きていた。



朝里は泣いてたようだ。



『朝里ママ病気だから、明日病院へ連れて行くからね。


朝里は何も心配しなくていいよ。』



俺は朝里を抱き締め、自分に誓った。



朝里を離さない。



朝里は俺の子供。



美沙から朝里を守るよ。



ずっと朝里と一緒にいて、ずっと朝里を守り続けるから。



俺と朝里の生活誰にも邪魔されたくない。






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