俺様!何様?執事サマ!?
………………え、今、なに。
ふたりして倒れ込んで、俺は呆然。
皐月はすぐに立ち上がった。
真っ赤な泣き顔で、俺にまくしたてる。
「すいません…っあたし、櫂センパイ、好き、だから…。愛のことあきらめろなんて、言って。でも、好き、です。ごめんなさ……ッ」
そうやって必死に話すけど、こらえきれんかったらしくて、最後には走り去っていった。
必然的にそこに残るんは、俺だけ。
「……………………え」
今のなんや?
たしか
皐月が、俺を。
「…………………好、き?」