ロミオとジュリエットごっこ。
「じゃあ今日の夜にでもメールするわ。」
「はいっ待ってます!」
もう飲みも終わり。
私が帰るときに侑先輩はこう言ってくれた。
「今度はゆっくり話そうね、優紗ちゃん」
甘いキャラメルを食べたみたいに顔が綻んで、満面の笑みで頷いた。
この時から私と侑の恋物語は始まっていたのかもしれない。
私は、まだこれから自分に起こることを知る由も無く、ただただ浮かれるだけだった。
「はいっ待ってます!」
もう飲みも終わり。
私が帰るときに侑先輩はこう言ってくれた。
「今度はゆっくり話そうね、優紗ちゃん」
甘いキャラメルを食べたみたいに顔が綻んで、満面の笑みで頷いた。
この時から私と侑の恋物語は始まっていたのかもしれない。
私は、まだこれから自分に起こることを知る由も無く、ただただ浮かれるだけだった。