空色


一番最後。

ぎりぎりに来てた。



『スンマセン、遅れちゃいましたー!』

『おい、水上も遅れることあんだなぁ。
 あたし少し身近に感じたよ』

『ひどーい』なんていいながら笑う誠。



――――――嘘、だと俺はわかってしまう。
 


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