ツンデレ彼女を監禁して
(四)
自称、全治二週間の俺
ボコボコやられていたが、疲れたか、つい先ほど彼女は腰を落ち着かせた
またベッドを背もたれ代わりにして、機嫌が悪いの明白だ
「あのー、千鳥、さん……?」
「…………」
目上の人でも相手にするかのように、さん付けまでしてみたが……そっぽを向かれてしまった
でも、視線を合わせなくとも耳は聞こえているだろうと俺は語りかけた
「分かってくれよ、千鳥ぃ。これはな、愛があるからの監禁なんだ」
「…………」
「その……。あ、ああ、あれだ!可愛い彼女を、誰にも見せたくないっていうか、俺だけのモノにしたい的な!」
「…………ばか」
「ぐっ……。なあ、頼むから、怒るなって。俺はお前が大事だから、こんなことをするんだ。
じゅ、純粋な思いだぞ。お前を一番に愛しているのは、俺なんだから」