ツンデレ彼女を監禁して
しかもか、何か顔が赤くなっていく


な、何だ……


不信感が積もる
声をかけようとする前、彼女はきっ、と俺を見て


「し……忍びねぇなぁ」

「は?しのび……?何言ってんだお前」


疑問符が点々と頭に浮かぶ俺は、当たり前のごとくそう聞いたのに


「っっっ!最低!」


罵られた

しかもか、抱えていたクッションでボコボコ叩かれる


腕を前に出すが、威力がありすぎてガード無効



「ちょ、痛いって!おまっ、これ、ハンパねぇって!」


――と、そんなセリフを言ったら、彼女の攻撃がピタリと止まった


終わったか……?
そっと彼女を覗き見れば、そこには赤面し、肩を震わせる人物



「分かっててやってんでしょ、あんた!」



ばしぃぃん、と余韻残る一撃を受けた


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