ツンデレ彼女を監禁して
(三)
今日の日本は、北極だった
道路にペンギンが歩いても、普通に見れるぐらいの寒さ
加えて、この吹雪
北風小僧が反抗期でも迎えたのか、かなりの強風だった
勿論、現代に生きる俺はぬくぬくとした余生を部屋で過ごすわけなのだが
「チョコパイが食べたいわ」
一緒に過ごす彼女は、そんなことを言っていた
前触れもない言い方だと思われるかもしれないが、理由はあった
テレビのCMで、今流れている
彼女はそれを見ながら、『ああ、美味しそうだわ』的な独り言を
「買ってきて」
「は、え、ええっ!」
独り言じゃねぇっ
俺に視線すら合わせないから、独り言かと思ったのに
「食べたいわ」
「ま、マジですかい」