恋愛オタクの恋模様。
「斎藤、俺諦めたから。…もういいから。やっぱ、無理だよな。俺みたいなの、倉本サンに合わねえよ。
それに…、ロッカーから出てきた奴と誰も付き合いたくねえよなぁ。


じゃあな」


まだ、床に座りっぱなしの美波と麻理。




立ち尽くす私は、結局、真田くんを振ることも追うことも出来なかった。


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