ラブ☆ファミ&カミレンジャー
「おっ…なんだ、ちょっと待て…カミレンジャーの諸君、君たちは市役所役員だろう?先日までの同じ同僚として、私を守ってくれる気は…」


 ジリジリと詰め寄る和音さんにたじろぐ白井市長。


 懇願の目で俺たちを見つめたりもしたが…。


「ないです。」


 実くんが即答した。


「私も遠慮する。」


 恵も答える。


「あたりまでしょ?」


 ピンクがそれに続き。


「お前も少しは痛い目にあっておけ。」


 レッドがまとめた…。


 そうなると、当然…。


「し…茂…?」


 俺に来るわけか…。


 だけど、俺だって…。


「イヤです☆(^^)」


 できる限りの笑顔と顔文字を使って、答えてあげた。

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