きみ
中1最後の終業式も終わり、春休みに入った。そうしたら君からメールが来た。
「よ」
君はいつもこれでメールを送って来たよね。始めはどうしていいかわからなかったけど、だんだんそれにも慣れてきたんだ。慣れすぎて返信がすぐ来ないとすごく不安だった。
多分それは君も同じだったよね。すぐ返信しないと、
「おーい」
っていうメールを送って来たよね。
何だろう?君とメールしていると少し安心する。
何だろう?この安心感。
この時はまだ気付いていなかった。
この先どうなるかなんて。
私の気持ちに変化がおとずれる事も。
初めてをする事も。付き合う事も。
そしてこの安心感が、欲望や絶望に変わっていくことも、何もかも気付いていなかった。
この関係が続けばいいと思っていた。
いや。続くと思っていた。
でもね。この関係も長くは続かなかった。
「よ」
君はいつもこれでメールを送って来たよね。始めはどうしていいかわからなかったけど、だんだんそれにも慣れてきたんだ。慣れすぎて返信がすぐ来ないとすごく不安だった。
多分それは君も同じだったよね。すぐ返信しないと、
「おーい」
っていうメールを送って来たよね。
何だろう?君とメールしていると少し安心する。
何だろう?この安心感。
この時はまだ気付いていなかった。
この先どうなるかなんて。
私の気持ちに変化がおとずれる事も。
初めてをする事も。付き合う事も。
そしてこの安心感が、欲望や絶望に変わっていくことも、何もかも気付いていなかった。
この関係が続けばいいと思っていた。
いや。続くと思っていた。
でもね。この関係も長くは続かなかった。