きみ
私は、80%とちょっとおおめに言った。
なのに君は

「何でそんなに少ないの(`ヘ´)」

と言った。

「はぁ?本村が100%なんだよ。なのに何でキレられなきゃいけないの!?」

「ごめん」

「本当だよ」

「とゆ。いつまで電話してんの!?」

「あ、ごめん。親ちょっとキレてる」

「わかった。」

「じゃあ、明日」

「うん。遅刻するなよ」

「そっちこそ」

「じゃぁな」

「うん。じゃね」

矢田と同じ組になれると良いなぁ。

神様どうか矢田と同じ組にして下さい!

と神頼みするしかなかった。

でも神様は意地悪だね。

私の願いもむなしく…。

明日から1年間は、最高で最悪の1年間だった。


朝、新しいクラス表が貼り出された。

私は3組。
君の名前は、

3組にはなかった。

クラスが離れちゃったんだ。

君と。

学校で合う機会は少なくなる。

会えるとしたら体育の時間。
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