出会う確率の方程式
ユウヤは、勇気のあらゆる攻撃を避けた。

その反射神経は、人間を軽く凌駕していた。

次第に、ぼろぼろになっていく勇気に、

あたしは何もできない。


「時の意思を発見した僕の祖先は、忌々しい竹内の名を捨て、時祭と名乗る事にした!」

ユウヤの単純な攻撃も、スピードとパワーがずば抜けている為...かわすことすら、困難になっていた。

「僕の祖先に粛正された..者達は、皮肉を込めてこう言うよ…血祭とね」

「チッ」

勇気はテレポートすると、ユウヤの後ろに回り込み…手を突き出した。

今まで見たことのない程、腕全体が黄金に輝き、光の砲台になる。

しかし、勇気は…撃たなかった。


「どうした?戦闘機すら、撃墜する…君の真の力ならば、この体も砕くことが、できようぞ!」

ユウヤはいやらしい笑みを浮かべると、両手を広げ、

「だだし!この学校の一帯は、吹き飛ぶだろうけどね!」
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