桃色ドクター



強引過ぎて、失神しそう。



ドラマみたいだよ、先生。




素直になるしかない。

瀬名先生の瞳と、甘い声には負けちゃうんだから。





「待っていてもいいなら、待ってます」






抱き寄せられて、キスをされた。


口にではなく、頬に。







それが何だか嬉しかった。




―――いつか・・・ちゃんと口にキスをするから・・・




そんな・・・瀬名先生のメッセージのように感じた。








< 101 / 247 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop