桃色ドクター



もう・・・

だめだって。




私、溶けちゃう。


消えてなくなっちゃいそう。





「好きだよ、香織・・・・・・」



「私も好き」





部屋で話した方が、良かったんじゃないかと思うくらい。



車でこんなことをしている方が、エッチだよ・・・・・・






「何から話せば良いかわからないんだ。ただ、今は嬉しくて・・・・・・」



「部屋、来ます?部屋の方がゆっくり話せると思う」






ニヤリと笑った瀬名先生は、私の前髪をまたかきあげる。





「俺のこと誘ってんの?」





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