☆花咲く頃に.。.:*・°

『ほいじゃ、また来るね〜。』

父は、軽くうなづいて、私達は病室を出た。


母は【よ市】に行くと言う。

市外からも農家の方達がやって来て【市】を出すのが毎週土曜日。

歩いたら…きっと30分は、かかるだろう。

時間まで病院のロビーで休んでから行くと言う。水分補給してから行ってねと釘を刺し

駐車場へ向かいながら話す姉の口調は、少しうわずっていた。

『私も、おっとうも、メンタル弱いから…』

はい、聞いときます。


んで、車。全く記憶無し(笑)

探す。果てしなく探す。

ねーちゃんにくっつかないと、はぐれる確率100%…

『ちょっとー!おんなじトコ探してどーすんの?アンタは向こう側から見るとか、出来ないの?』


何て言うから、ねーちゃんは見つけた車の前で、私の名を五回位

『あったよー』

『ここだよー』と

上下左右に向かって叫ばなければなりませんでした(笑)


家に戻ると…私は眠っていた。

ねーちゃん曰く、どんだけ寝るんだ?って程だったらしく、

目が覚めたら、母も帰って来てました。。。


あんちゃんに連絡したかを聞いたら、まだしてないと言う姉。

話のつじつまが合わないとアドリブが利かない私は、あんちゃんチの番号をダイヤルして

あんちゃんに軽く挨拶をして受話器を…姉に…(笑)


あんちゃんは、前に寂聴さんが来ていたお寺の近くに住んでいる。

この場合の【近く】とは、田舎尺度です。歩いて数分…とか、そんなんじゃありません。

『ちょっと、そこの山まで行って来る。』ぐらいの、ゆるい発想で、お願いします。

一通りの説明をした後、あんちゃんは、自分だけ来ると言ったそうです。

オペは午後1時からの予定

あんちゃん、片道3時間弱

高速で(笑)県内なのに。

あんちゃん、おとーちゃん見て、びっくりしないでね。


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