☆花咲く頃に.。.:*・°

病室に着いてみると、父は案外と元気そうだった。

だけれども『氷が当たって痛い』と電話で言っていた氷はどこにもなく、

あるのは、ぶよぶよの水枕だけだった。

家から持って来たモノと交換して今日の担当ナースにアイスノンタイプのモノがあれば、それでお願いしたいと頼んだ。

母は暑いと言って、また面談コーナーへ行ってしまった。

父の熱は40度近くまで上がっていた。

昨日、話 聞いたから?(笑)

とりあえず坐薬でしのいで37度半ばを保っている。冷蔵庫の中の配列を冷却剤を前面に配置しなおした。

しばし、無言。。


『…瑠璃に、メールしてみっかな…?』

このまま死んだら悔いが残るとでも思ったのか、瑠璃さんのアドレスを呼び出す様、頼まれた。

自分が、あんちゃんに話した事が、ドコまで伝わっているか、探るような内容のメールだった。


とりあえず、急の用も済んで父も落ち着いている様なので、午前の内に病院を後にした。

昼食を済ませると、姉は少し横になった後、仕事に出掛けて行った。

私も休もう…

いつも休んでるけど(笑)


ぢりりん ぢりりん。

母は耳が遠いのを理由に出ない。

父の入院に関わる親戚とのサンドイッチは、どうやら、姉の担当らしい。

お疲れ様〜。

って、ねーちゃん、いない…(笑)

電話は瑠璃さんだった。

父に病院に行くよう、勧めてくれた、瑠璃さんからだった。


『おじちゃん、なっただの?』


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