天上のワルツが聴こえる
少女は、すがりつくような瞳でアンドロイドを見た。

アンドロイドは、彼女の肩をつかんだ。

その手に、力がこもる。

「わたしは、あなた以外のリーファは認めません。あなたが、わたしの全てです」

アンドロイドは嘘をつかない。

アンドロイドには打算がない。

そのストレートな愛の言葉は、真攣で高潔なものだ。

「ピーチ…」

少女は、めまいがするほど感動した。

もう、死んでもいい。

そう思った。
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