孤独感

直樹は照れながら

おむすびを袋から出した。



「いっただっきま〜す」

あたしは 早速

おむすびを食べた。


「奈々………?」


「…どうしたの?」


「好きだからな!
まぁわかると思うけど!」

直樹は顔を俯せて

あたしに言った。


あたしはにこっと

直樹に笑顔を見せた。
< 39 / 67 >

この作品をシェア

pagetop