ミラーボールセブン
今から言葉攻撃?早くない?今日が最終日だからって気合い入れすぎじゃない?なんて考えてたあたしは、度肝を抜かれた。

「俺さぁ…好きみたい」

俺って…私って、いっつも言ってんのに急に男口調でどうしたっていうの?

っていうか、彼女に向かって堂々と好きです宣言とかしないでよ。

「…知ってるよ。見てれば分かるし」

素っ気なく答えたあたしにいつから気付いていたのかと聞いてきたから、最初に会った時からだと答える。

「お前、意外に鋭いんだな。で、返事は?」

「返事?ダメに決まってんじゃん!良太は渡しません!」

胸を張って答えたあたしにため息をはいた。



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