ミラーボールセブン
あたしが言いたいのは二つ!

どうして、私と付き合ったりしたの!?

って事と

あたしの女としてのプライドはどうしてくれるわけ!?

って事。

同性が相手なんて勝ち目がないじゃん…

「樹里、聞いてや!これにはちゃんと理由があんねん!」

「…」

「でも、今急いでんからまた夜電話するわ!」

私より先に去って行った。

理由を説明しようとしたのにそれよりも大切なもんがあるようで…

そうか、そうか。

そうですか。

もう連絡くれなくて結構です!

その日の夜、予告通り良太から電話があった。



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