ミラーボールセブン
〜♪〜


………………………

出ませんよ。

出るわけない。

もう忘れたいんだから。

何度も何度も電話が鳴るが無視を決め込んだ。

すると二時間後―――


ドンドンドンドンッ!


おもいっきり玄関のドアを叩かれた。

「樹里、おるんやろ!開けてや!」

「いや!何しに来たの?!」

「何て…何回かけても連絡つかへんから来てんねや」

「…ストーカー」

「ストーカーて…お前が電話にでらんからやろ?!はよ、開け!」

帰ってほしい私、開けてほしい良太。



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