拝啓‥先生へ


「俺ほうきで掃く。遠藤雑巾ね」

「調子のんな〜お前が雑巾じゃ」

「えぇー」

「えぇー じゃない!早く」



大谷からほうきを奪い取り
掃き始めた


「ちょーめんどい」

「大谷うるさい(笑)」



『頑張っとるかー』

その声に反応してしまう

やっぱ貴方じゃないとダメなのかな…?


『おっ、お前もやってんの?』

「遠藤に頼まれた」

『彼女には敵わないんだ(笑)』

「うっせーよ(笑)」

机の上に座り佐々木と話している大谷に腹が立った

「大谷早く」

「もーそんな怒るなって」

「うるさい」

大谷に足で挟まれ身動き出来ずにいると


『イチャつくまえに早くやれ』

「佐々木彼女おらんけーって嫉妬すんな(笑)」

『有り得ねーな。遠藤終わったら鍵もってきて』


それだけ言い残すと
佐々木は出て行った


「何だあいつ。何か途中から機嫌悪くなったよな?」

「どーでもいいけど…いつまで挟んどるつもり?いい加減離して」

「あっ、わりぃ」


やっと大谷の足の間から開放されると掃除を再開した
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