拝啓‥先生へ


佐々木は何も言わずに抱きしめてくれた

私は佐々木の腕の中で声を押し殺して泣いた




それから一ヶ月ちょい過ぎて
夏休みが終わり
学校が始まった


「さき、ちょー久しぶりじゃん」

「あー小田、元気だった?」

「元気過ぎる程元気だったし(笑)」

「なら良かった(笑)」


小田に今までの事を話した





そして私は久しぶりに保健室へ行った


「さきちゃん、いろいろ大変だったね」

「もう終わった事よ(苦笑)」

「大丈夫?」

「うん、なんとかね(笑)」


みんなありがとう


心配かけてゴメンね




佐々木…貴方には1番感謝しています

どんな時も隣で支えてくれてありがとう
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