海,テトラポッド,そして花火。
「ん~。
でもあいつが心配症なのは今に始まったことじゃないっしょ。
それよか,12時に駅前だから,私一回帰るわ。」

「わかりぃ。
あたしもっかい寝るわ。」

うひひ,と笑うサツキ。

「じゃあ,お邪魔しました~。」

私はサツキの両親にも挨拶をして,サツキ家を出た。
< 27 / 55 >

この作品をシェア

pagetop