白い天井~恋愛依存症候群~
ずるい。


心の底で、そう思う。


これじゃあ、アタシが苛めてるみたいだ。

ユウヤを、捨てようとしているみたいだ。


そっと見ると、ユウヤは肩を震わせ、これ以上ないというほどうなだれていた。

まるで、怯えているようなその姿。
卑怯だと思いながらも、哀れになる。


ユウヤこそ、アタシを捨てようとしているのに。

なのに、つい、抱きしめたく、なる……。


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