背中解禁


でも否定なんてしてる暇は無さそうだった。


既に母の片手には受話器。


「もしもし…」




あぁ、あたしの自由は奪われた…



カチャリ

さっきよりも更に強く笑みを浮かべ、


「明後日からね、19時だって」と一言。


なんて勝手なんだろう。
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