ふたつの恋の物語
「手!!」
あたしは手を振り払いながら言った。
それでも緩まないハルの手。
『行っちゃうの?』
ハルは子犬みたいな顔であたしを見た。
今まで見たことない顔。
「そんな顔しないでよ〜」
正直ちょっと困る。
しつこい・・・
するとふっとハルの手が緩んだ。
そして顔が近づく。
キスされる?!!?!
あたしは目をぎゅっとつむった。
『帰ったら覚えとけよ?』
ハルはあたしの耳元でそう囁くと友達の所へ行ってしまった。
あたしはなんだかよく分かんなくてぽかんと立ち尽くしてしまった。
すると友達が2人寄ってきた。
『ちょっと〜!学校でいちゃつき禁止!!』
そういって体当たりしてきたのは石橋美幸。
1年のとき仲がよかった子。
『ほんと〜!見せつけてんの?』
嫌みったらしく行ってきたのは藤原志織。
中学が一緒で結構仲良し。
「そんなんじゃないって〜」
あたしは机に突っ伏した。
あたしは手を振り払いながら言った。
それでも緩まないハルの手。
『行っちゃうの?』
ハルは子犬みたいな顔であたしを見た。
今まで見たことない顔。
「そんな顔しないでよ〜」
正直ちょっと困る。
しつこい・・・
するとふっとハルの手が緩んだ。
そして顔が近づく。
キスされる?!!?!
あたしは目をぎゅっとつむった。
『帰ったら覚えとけよ?』
ハルはあたしの耳元でそう囁くと友達の所へ行ってしまった。
あたしはなんだかよく分かんなくてぽかんと立ち尽くしてしまった。
すると友達が2人寄ってきた。
『ちょっと〜!学校でいちゃつき禁止!!』
そういって体当たりしてきたのは石橋美幸。
1年のとき仲がよかった子。
『ほんと〜!見せつけてんの?』
嫌みったらしく行ってきたのは藤原志織。
中学が一緒で結構仲良し。
「そんなんじゃないって〜」
あたしは机に突っ伏した。