幼なじみ〜first love〜
夜景ドライブの後、

スーパーで食材を買い、遊也の家で過ごすことにした。




「急いで作るから、座ってゆっくりしててっ」




あたしは、遊也の家に来た時はなるべく料理を作ってあげることにしていた。




だから遊也の家のキッチンには慣れている。




「外食でもよかったんやで?夜遅いのに…絢音に悪いやんか…」




「ダメだよ!どーせここんとこ仕事忙しくて外食ばっかりしてたんでしょ?栄養取らなきゃ…」




あたしが野菜を包丁で切っていると、後ろに気配を感じた。




「絢音……」




遊也が後ろから、あたしを抱き締める。




「ちょっ…いま作ってるんだから、邪魔しないで…///」




「おまえ…いい奥さんなるで…」




遊也のアゴがあたしの頭の上に乗っかった。




「そぉ?ありがと…。じゃあ遊也はおとなしく座って待ってて?」




「ん……」




遊也は、あたしの身体を離して、ソファーに寝転んだ。






“いい奥さんになるで”




遊也の言葉に、一瞬戸惑いを隠せなかった。




遊也と2年ぶりに再会した時、遊也はあたしにプロポーズをしてくれた。




あの時、断って

あれから色々あって




遊也と今、付き合ってる。




今度また、

遊也にプロポーズされたら




あたしは

何て言うのだろう……




もう二度と

遊也を傷つけられない…




遊也を早く

好きに




好きにならなきゃ……




それで、ちゃんと




心から“好き”って

伝えなきゃ……
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