幼なじみ〜first love〜
「わりぃけど、俺…好きな女いるから」




俺は、冷たく言い放った。




「知ってるよ。勘は、いい方だから…絢音ちゃんでしょ?」




何でコイツに言わなきゃなんねぇんだよ…




「……だったら?」




「……でも、蒼くんは栞と付き合うよ?」




夏川は、笑って言った。




「はっ!?…付き合わねぇし」




頭おかしい女がここにいる。




「ふふっ…初めて…蒼くんみたいな人」




栞は、満面の笑顔で、そして冷静に言い放った。




「今まで落とせなかった男の子なんて、いなかったの。でも蒼くんは、正攻法じゃ手に入らないみたいだから、覚悟して?」




「…やっぱり…おまえが?!」




――…ドンッ!




「キャ…っ」




俺は、壁に夏川の体を乱暴に押し付けた。
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